有酸素運動
筋肉をつけて基礎代謝カロリーを引き上げたい人の栄養補給
前項で筋肉をつけるダイエット方法について説明しましたが、筋肉を作る時には、栄養が十分に足りなければ、せっかくの運動やダイエットサプリメントも無駄になりかねません。
筋肉の材料になるアミノ酸は、エクササイズの前後に摂取することで、傷ついた筋肉を効率よく修復し、より太い筋肉を作ってくれます。
筋肉の細胞分裂には様々な栄養素が必要になりますが、特に亜鉛とビタミンB群は外せません。
また、エクササイズには筋肉が動くためのマルチミネラルも必要です。
カリウムは筋肉細胞のカリウムポンプを動かすのに必須の栄養素です。カリウムが足りないと筋肉がダルくなり、筋肉に力が入りにくくなります。
有酸素運動してるけど痩せない人のダイエット方法 タイプ1
有酸素運動とは、ウォーキングや水泳、エアロバイク、エアロビクスなど、比較的緩い筋肉運動を長時間続けるものをいいます。
アメリカで行われているダイエット方法の多くが無酸素運動なのに対し、日本では有酸素運動によるダイエット方法を採用する方が多いようです。
「毎日ウォーキングを30分しているのに痩せないのはどうして?」「水泳は体温が下がるから脂肪が燃えないって本当?」などなど、ダイエット方法に関するご相談メールでよく聞かれるのですが、実際に有酸素運動をして痩せない方は、もともとの筋肉の量が少なくなっているために、1日の基礎代謝カロリーが低くなっている可能性があります。つまり、せっかくの運動がカロリー消費につながっていないということです。
このような体質の解決方法としては、筋肉をつけるようなダイエットサプリメントと無酸素運動の併用が良いと思います。
このダイエット方法は時間は掛かりますし、最初は筋肉が増えるので体重は減りませんが、最も正しいダイエット方法であることはアメリカでも証明されていますので、ぜひ頑張って続けてください。
脂肪燃焼は、無酸素運動を行なった直後から脂肪の燃焼率が数10%上がるといわれていますので、その時に有酸素運動を行えば更に脂肪燃焼が促されます。
たとえばスクワットをしてからスイミングに出かけるなど、無酸素運動と有酸素運動のダイエット方法を、上手に併用してください。