スケアズデール・ダイエット
スケアズデール(Scarsdale: NYの地名)ダイエットは、1970年代にハーマン?ターノワー博士が考案した低炭水化物・低カロリーのダイエット。7〜14日に及ぶダイエットで、人口甘味料とハーブの食欲抑制剤を使って減量を加速。食事は43パーセントのたんぱく質、22.5パーセントの脂質、34.5パーセントの炭水化物で構成。果物や野菜、赤身の肉等が含まれ、間食は許されません。1日1ポンド(454g)の減量が可能だと謳っています。
摂取カロリーの低さが減量の一因
スケアズデール・ダイエット
ダイエットの初期段階で大幅な減量が生じますが、アトキンス・ダイエットの場合と同様、それは主に水分の排出によるもの。このダイエットで生じる減量は、摂取カロリーの低さ(約1000カロリー)によるもので、宣伝されているような「化学反応」ではないと思われます。
基本ルール
割り当てられた通りに食事をする。代わりのものを食べてはいけない。
アルコール飲料を飲まない。
間食にはニンジンとセロリのみを好きなだけ食べてよい。
飲みものはレギュラー、又はカフェイン抜きブラックコーヒー、お茶、クラブソーダ、ダイエットソーダと無糖ドリンク、水等。
サラダはオイル、マヨネーズ、その他こってりしたドッレッシング以外で調味。
野菜はバター、マーガリン、その他油脂類を使わずに食べる。
よく締まった赤身の肉のみ食べる。
必ずしも一覧にある全ての食品を食べなくてもよいが、取り替えたり加えたりしてはいけない。
決して食べ過ぎてはいけない。おなかが一杯になる前に止める。
このダイエットを14日以上続けてはいけない。
健康な大人のためのダイエット
スケアズデール・ダイエットは、7〜14日間のダイエットで減量をもたらしますが、あまり健康的とは言ません。アトキンス・ダイエットの場合と同様、一旦ダイエットを終えれば、落とした体重はやがて元に戻るでしょう。
このダイエットは、普通に健康な大人のために設計されています。健康に問題のある人や妊婦には薦められません。