ぺたんこお腹体操
人が医学的に体をよく考えて提案した「ぺたんこお腹体操」は、最低限の努力で、抜群のウエストやせ効果が得られる体操です。
そのわけは、引き締った格好よいお腹をつくるための3つの筋肉である、腹直筋、腹横筋、腹斜筋を鍛えることができるからです。これらは、その名のとおりお腹の縦、横、斜めに存在し、よく動くことであらゆる方向からお腹についてしまった脂肪を燃やしてくれます。
また、この筋肉には内臓を正しい位置に戻す役目もあります。さらには、これらの筋肉を鍛え上げることで、自然のコルセットやガードルのような役割もしてくれます。ですから、くびれてやせられるだけでなく、腰痛予防や便秘改善にも効果的です。
ぺたんこお腹体操は、「人間ぞうきん体操」と「椅子腹筋」のふたつの体操からなります。人間ぞうきん体操は、胸の前に手を組んでゆっくりと呼吸をしながら、体を左右にひねって行います。この体操で、腹横筋、腹斜筋を鍛えることができます。椅子腹筋は、椅子にすわって足を上げるだけととても簡単です。この体操は、へそ下を中心に鍛えられるので、腹直筋を強化することができます。
ぺたんこお腹体操の所要時間は、合わせて5分程度ですが、朝と晩の2回行うのも、重要なポイント。朝にやるのは、1日効率よく筋肉を使うため、夜にやるのは、疲れてゆるんでしまった筋肉を整えるためです。もちろん、ダイエットには規則正しい生活やバランスのとれた食事もたいせつです。
やり方
1.姿勢を正して両足を肩幅に開いて立ち、胸の前で写真のように手を合わせて、ゆっくりと息を吸う
2.ゆっくりと息を吐きながら、体を右にねじって5秒キープ(呼吸はふつうにする)。両手のつなぎ目が、常に胸の中心にくるようにし、地面と平行に動かす。軸(背骨)はまっすぐキープ
3.ゆっくりと息を吸いながら1の基本姿勢に戻ったら、ゆっくりと息を吐きながら、今度は左に体をねじって5秒キープする