腹式呼吸　ダイエット方法

---

腹式呼吸を身に付けることが、わくわくダイエット（健康ダイエット）を行う上でとても大切です。健康ダイエットの基本は体の代謝を高めることですが、腹式呼吸は体を活性化し代謝を高めると同時に、自律神経のバランスを整える効果ありますので、しっかりとマスターしていきましょう。

《腹式呼吸の効果》

胃腸や肝臓などが横隔膜の動きによりマッサージを受け、血行がよくなってその働きが促進される。

大胸筋をはじめ呼吸に関する筋肉が働くことで、発熱が促進される。

自律神経の副交感神経が優位に働き、精神の緊張がゆるみ、血行がよくなる。

それぞれの相乗効果で、体熱を上げて色々な病気を治す自然治癒力を向上させる。
などの効果があります。
　
《やり方》

　実際に行なっていく場合、息を全部吐くことを念頭にいれておいてください。

「はい、口から息をぜーんぶ吐きますー」

「はい、今度は鼻から息を吸って、この時おなかをおおきくおもいっきり膨らままーす」

「はい、息を吐いて・・・ぜーんぶ、おなかがぺったんこになるまで吐いて吐きります」
　 と、この繰り返しです。これだけでもきちんとやればおなかの贅肉のいい運動になります。

　　＊朝晩10回ずつ行なうのが理想です。

《チェックポイント》

体に余分な力が入っていないか確認してください。（リラックスが大切。体の力を抜きましょう。）

息を全部吐ききっているか確認しましょう。

胸が膨らんでいないか確認しましょう。（腹式呼吸のポイントはお腹を膨らませて呼吸することです。お腹に入っている風船が、プーっと膨らむイメージを持ってください。）

今回は仰向けに寝た状態で、腹式呼吸に運動を組み入れた内容です。

レッスン１

仰向けに寝て体の力を抜く

鼻から息を吸う。（お腹を大きく膨らませる。）

口からゆっくり息を吐いて、ぜんぶ吐ききる。

口を閉じて息を止める。我慢できなくなる限界まで！

全身で思いっきり息を吸う。 ここまで何度か練習してできるようになったら 次の段階へ

息を吸って、吐いて全部吐き切って息を止めた状態で
1.あごをひく　2.かかとを90度に立てる（つま先に力を入れ過ぎないで軽く）

足を左・右・左・右・・・・と動かす。
　 （ヒザは曲げないで骨盤から足全体を動かすような感じ）

息が苦しい限界にきたら思いきり息を吸う。

＊ きちんと正しくできれば、これを３回ぐらい繰り返すことで汗をかくほどの運動 量になります。 息を止めておく時間は個人差がかなりありますが、息を吐き切った時点ですでに酸素を出していますので、それほど長い時間やれるものではありません。水中にもぐって友達と我慢比べをした時を思い出してください、苦しいですよね。その状態です。 最後に思いきり息を吸った時、全身にくまなく酸素が行き渡り、血行をよくし、代謝を高める効果があります。ですからポイントはとにかく息を吐ききることで す。息を止めても苦しくならないのは吐き切り方が足りないからです。

[注意]高血圧や心臓病など疾患のある方は無理をしないで下さい。

レッスン２

仰向けに寝る

ゆっくり１、２，１，２、のリズムで（息を）吸う、吐く、吸う、吐く、 を繰り返す。

20〜30回行なって、呼吸を整える。

チェックポイント
　・鼻から吸って口から吐く　・吸った時お腹を膨らませ、吐いた時ぺたんこに凹ませる
　・胸は動かさない。これは、座っていてもできますので、時間を見つけてどんどん行なって脂肪を燃 やしましょう！