脂肪燃焼系のダイエット方法
脂肪燃焼系のダイエット方法 1
下半身を痩せさせたい人のダイエット方法
日本では、「下半身ダイエット(下半身痩せ)は無理」とお考えの方が多いようですが、アメリカでは人口の1/3くらいが何らかのダイエットサプリメントを摂取しており、非常に市場規模が大きいため、様々な実験を繰り返し、下半身ダイエット(下半身痩せ)に有効であるという栄養素がいくつか発見されています。
これらは、アメリカ人女性から非常に大きな支持を得ており、毎年ダイエットサプリメントの人気ランキングで上位に入賞するほど売れています。
また、下半身ダイエット(下半身痩せ)に有効であるというダイエット方法も、幾つか確立されてきているのです。
下半身ダイエット(下半身痩せ)というダイエット方法が可能であるというその根拠ですが、もともと下半身など体の一部が太りやすく痩せにくい方は、その部分の血流が悪くなっているということが判っていました。
ダイエットカロリーコントロールにおける脂肪燃焼の流れは、肩の部分にある褐色脂肪細胞という組織が脂肪燃焼リパーゼというホルモンを作り出すのですが(詳しくは脂肪燃焼に関する項目をご覧ください)、この脂肪燃焼リパーゼが血流に乗って白色脂肪細胞という脂肪を溜め込んでいる細胞に届けられると、脂肪が遊離脂肪酸という筋肉が直接使うことができる脂肪に変えられて血中に放出されます。この遊離脂肪酸が筋肉まで運ばれミトコンドリアという脂肪燃焼装置に取り込まれて、はじめてエネルギーとして使われるのです。
下半身ダイエット(下半身痩せ)というダイエット方法が成功するかどうかは、肩にある褐色脂肪細胞から、いかにたくさんの脂肪燃焼リパーゼを遠くの脚まで運ぶかにかかっています。
また、褐色脂肪細胞やミトコンドリア自体が不活発になっている可能性が高いので、これらを活発にするダイエットサプリメントと併用することで、より高い効果が期待できるのです。
コエンザイムQ10(CoQ10)は、脚の動脈を太くして血流を上げる働きが確認されている、下半身ダイエット(下半身痩せ)の中心的なダイエットサプリメントです。
その他にも、血液をサラサラにして流れやすくするEPAや、足先などの毛細血管を拡張するイチョウ葉エキスを併用するダイエット方法も、アメリカでは行われているようです。
脂肪を燃焼させたい人のダイエット方法 タイプ1
体内に溜め込まれている脂肪は、多くの工程を経て燃焼しますが、その脂肪燃焼の流れは、大きく分けると3つの部分に分けられることが判っています。
3つの部分のどこに問題が発生して太ったかは、個人個人の体質によって違い、その問題に対応するダイエットサプリメントも違います。
そこで、アメリカでのダイエットカロリーコントロール調査の結果を踏まえて、可能性の高い順にタイプ1・タイプ2・タイプ3の、3つのダイエット方法に分けてみました。
このダイエット方法は、タイプ1から順番に3ヶ月ほど使用して、効果を測定するのが一般的な使い方です。
「自分の体質に合っているダイエットサプリメントはどれか」を探すという考え方で、順番に行なってみてください。
体質によっては、タイプ1とタイプ2など、複数のタイプが重なって問題が発生しているケースも多くありますので、タイプごとの代表サプリメント(上から順に代表サプリメントです)を併用して、より広く「太る原因」をカバーすることをおすすめしす。
タイプ1のダイエット方法で使うのは、遊離脂肪酸やブドウ糖をエネルギーに変換する時に必要なサプリメントです。
脂肪を燃焼させたい人のダイエット方法 タイプ2
タイプ2のダイエット方法で使うのは、肩の部分にある褐色脂肪細胞を活性化して、脂肪燃焼リパーゼというホルモンを作る時に必要なサプリメントです。
子供の頃の太りにくい体質というのは、褐色脂肪細胞が大人の3倍もあるからだといわれています。
褐色脂肪細胞は、大人になると減ってしまうだけではなく、運動不足や食生活、ストレスなどによって活性が不活発になってしまい、脂肪燃焼リパーゼが作られにくくなってしまいます。
脂肪燃焼リパーゼは、血流に乗って脂肪が溜め込まれている白色脂肪細胞まで届き、そこで脂肪を筋肉が使うことができる遊離脂肪酸に変えて血中に放出します。遊離脂肪酸は、コリンとイノシトールによって筋肉に導かれて、運動エネルギーや体温を維持するためのエネルギーなどとして使われます。これが「脂肪燃焼」ということです。
しかし、この部分が滞ると、遊離脂肪酸をエネルギーとして使う(脂肪を燃焼させる)ことが出来なくなり、余った遊離脂肪酸は再び白色脂肪細胞に取り込まれ、蓄積脂肪となってしまうのです。
このダイエット方法では、不活発になった褐色脂肪細胞を活性化する脂質酸化型ダイエットサプリメント(アミノ酸ダイエットといわれるものはこの部類に入ります)と、脂肪燃焼リパーゼが溜まった脂肪から作り出した筋肉が直接使える脂肪である遊離脂肪酸を筋肉まで運ぶ働きに優れる、脂質移動型ダイエットサプリメント(コリンとイノシトール)で、効率的に脂肪燃焼を促します。
脂肪を燃焼させたい人のダイエット方法 タイプ3
タイプ3のダイエット方法で使うのは、成長ホルモンとアドレナリンを分泌させるのに必要なダイエットサプリメントです。
肩にある褐色脂肪細胞は、脳下垂体から分泌される成長ホルモンとアドレナリンの刺激によって脂肪燃焼リパーゼを作ります。
通常、成長ホルモンは無酸素運動によって分泌され、アドレナリンは有酸素運動によって分泌されます。ですので、ダイエット方法として、運動は必須の要素なのです。
脳下垂体は、甲状腺と密接に関係していますので、甲状腺を刺激することで脳下垂体が活性化します。脳下垂体と甲状腺で作られる、成長ホルモンやアドレナリン、甲状腺刺激ホルモンなどの材料を補給することで、褐色脂肪細胞で多くの脂肪燃焼リパーゼが産生されます。
特に日本人には、アドレナリン受容体に異常のある方が多いようで、運動とマルチミネラル、ハーブでホルモン分泌を促してあげて、褐色脂肪細胞を刺激して脂肪燃焼リパーゼを作り出すダイエット方法が、奏功するケースが多くみられます。